どうもこんにちは、メカニックの粕谷です。
だいぶ前にスパークプラグの話しをしましたがやはり白金やイリジウムのスパークプラグは長寿命と勘違いしている方が多いのでもう一度書かさせていただきます。
よく10万キロ無交換等といわれている長寿命タイプのプラグには中心電極と外側電極の放電部に白金やイリジウムのチップが使われており、これにより電極の摩耗が少なく一般のプラグより長寿命というわけです。
さて、写真は先日エンジン不調で入庫した車のものですが5FWや5F01エンジンに使われているのと同じ白金プラグです。
写真右側の新品に比べ写真左側の約58000キロ走行したプラグがかなり摩耗しているのがわかるかと思います。
これは中心電極にのみ白金チップが使われている片側白金プラグの為、外側電極が一般プラグと同じように減ります。
プジョーは2年または40000キロでの定期交換をオススメしていますがイグニッションコイルの負担を考えると実際には一般プラグと同じように20000キロ程度で交換していた方が安心かと思います。
それでは、また