さて、このブログをご覧の方の中にもいらっしゃるかと思いますが、いよいよ花粉症の季節がやってきてしまいましたね。
私も花粉症を患って早10数年。数日前から薬のお世話になっているのですが、薬を飲むと体調もいまひとつで、困ったものです。
様々な花粉症対策はTV、webなどで盛んに紹介されていますので、今回は花粉にまつわる別のお話を。
この季節、車を見るとボディー表面やガラス面がうっすら黄色くなっているのに気付くことがあると思います。
この“黄色”が花粉です。
※上の写真は数日前、小雨が降ったあとのものです。ガラスの部分が分りやすいですが、当然ボディーにも同様に花粉がたっぷりと着いています。
花粉は通常のホコリなどとは違い若干の粘性があるので、ボディに固着しやすくなっています。
特にボディーへの悪影響が出るのは雨の降った後です。
大量の花粉が一度雨で溶け、再度乾燥するとウィータースポットとよく似たシミが無数にできます。
このような状態で、長い間洗車をせずに放置すると、塗装が侵食されてシミが落ちなくなってしまいます。
もちろん、雨が降らなかったとしても、花粉だらけの状態で長時間放置は良くありません。
厳密に言えば花粉は一年中何かしら飛んでいると思いますが、特に飛散量の多いこの季節は注意が必要です。
では、どうしたら良いのか?
まずは、ボディーコーティングやワックスなどで、塗装面を保護しておくこと。これは花粉対策に限らず、ボディーケアの基本ですね。
あとは、マメな洗車(水洗い)です。花粉の多いこの数ヶ月は、できれば週に1回程度洗車するのが良いと思います。
洗車は普段と同様でかまいません。花粉の固着が激しいときは水とシャンプーでふやかしてからスポンジでやさしく擦って落としましょう。
力任せにゴシゴシはダメですよ。
手洗い洗車が一番なのは言うまでもありませんが、忙しいとか面倒だとかで洗わないなら洗車機でも良いので洗ったほうが良いと思いますよ。
では、今回はこの辺で失礼いたします。