こんにちは。
~前回までのあらすじ~
207の走りのポイントは“軽快さ”というコトバで表される。例えば、発進や加速。エンジンの回転の上昇に伴って、スッと加速してゆく感覚は、とても気持ちの良いものであった。
そして、今回は
『ハンドリング』
この気持ちの良さをお伝えします。
運転中、ずっと触れているところ。それがハンドル。車外からの情報、例えば路面の凹凸や轍をドライバーに伝えたり、クルマの向きを変えるために回してみたり、とても重要な部分なのです。
よく、教習所などでは
「ハンドルは両手で、10時10分もしくは9時15分の位置に手を置いて・・・」
なんて教わったのを覚えてらっしゃいますか?
207のステアリングホイール(ハンドルって言うよりカッコ良くないですか?)は、ちょうどその位置の握りやすさがピカイチなんです。
写真にも写っていますが、親指をかけるところ(サムレスト)が深く、大きくとってあります。ちょっとだけハンドルを切るときも、切り返しのようにグルグルと回すときも、力を掛けやすくなっています。
さらに、高速道路などを巡航している時などは、肩肘張らずにゆったりと握りやすくなっているところもポイント高し!!!
そして、なんと言っても秀逸なのが、操舵フィーリング。
走っていて、ステアリングを切り出すと、瞬時に向きが変わっていきます。ヘンな“遊び感”のない、まさに『人馬一体』の感覚は、運転していてすごく自然に感じられて、安心感が段違いです。
車庫入れなどの時の低速時は、少ない力でクルクルと回せるような、小回りのよさをアシストするセッティングです。乗りやすさが段違いです。
・・・つまり、
『207のハンドリングはスバラシイ!』
ということでしょうか。
では。また次回に。