(「三棹法」による深視力検査の様子。中央の棹が両側の2本の棹と並んだらボタンを押す。慣れない内はタイミングが難しいゾ)
「中型免許の限定解除」に挑戦、の総括・・・3回目。今度こそ終わりにします。
「あー、おもしろかった」のワ・ケの続き・・・
第三に、久しぶりにものを教わる立場となったこと。
今回の私の立場はあくまで「教習生」。年下の指導員さんから説明を受け、注意を受け、はたまた首を傾げられ、という立場だったわけです。もちろん、指導員さんも高校生に注意をするように「コラッ」と言いはしませんでしたが、やはり「教わる身」には違いありません。
これが案外と心地良かったのです。年齢の上下に関係なく、大袈裟に言えば専門家から専門の領域について教えを乞うことは、自分自身少し忘れかけていた感覚でした。
年齢的に、他人からものを教わったり注意を受けたりすることが少なくなってきています。社内を見渡しても、その殆どが年下(それも随分と)。職制のこともあり、面と向って諌めてくれるのはほんの一握りの者だけです。
「水は低きに流れるもの」
知らず知らずの内に、図らずも慢心していた自分がいたはずです。今回の「プチ教習生」体験は、そんなことを考える良い機会であったと思います。
はっきりと記憶しておりませんが、この計画に費やした休日・・・5日、費やした費用・・・約12万円(免許センターでの費用も含む)。
そして現在のところ、この免許は一切活用されておらず。
バカバカしいと言えばバカバカしいのですが、たまにはこんなのもいいかな・・・
「あー、おもしろかった」
※旧普通免許の既得者が免許の更新を行うと、「中型車は中型(8t)に限る」という条件を付された中型免許に切替わります。これは既得権を保護するための特別な措置であり、これを自らの意思で「限定解除」した場合、次回の更新時期には「深視力」検査に合格することが必要になります。万が一この検査に不合格になると、「8t限定中型免許」ではなく新普通免許に「格下げ」になります。ご注意ください!