(埼玉県戸田市ポータルサイトから引用)
「中型免許の限定解除」に挑戦、の総括・・・なぜか2回目です。
「あー、おもしろかった」のワ・ケの続き・・・
第二に、貨物車の運転について少し理解が深まったこと。
乗用車の運転をしている時、大きな貨物車に追随されると無条件に「プレッシャー」を感じる方は少なくないと思います。ルームミラーに映りこむトラックの姿を見ると、なんだか急かされているような気持ちになりがちです。
ところが、案外貨物車も不自由な運転を強いられているようです。
右左折においては、内輪側の「巻き込み」への注意はもちろん、外輪側への「リアオーバーハング(荷台が隣合う車線にはみ出す)」にも注意をしなければなりません。車長10メートルを超すクラスのそれは、私に言わせれば「神業」です。
この時、曲がった先に「停止線を大きく超えて停車している自動車」がいたりすると「にっちもさっちも」行かなくなります。
また、車幅も当然乗用車より大きいですから、ただまっすぐ走行しているだけでもそれなりに慎重な運転が求められます。乗用車では許される「ちょっと左(右)に寄っているよ」は即ち接触事故になります。
車体が大きく重いが故に、「急制動」「急旋回」はそもそも大変苦手です。ウインカーを1回点滅させて「ヒラリ」と車線変更をされると、どうしたって対応が遅れます。
たかだか車長7メートル弱の教習車ではありましたが、この教習所通いを終えて、改めて乗用車なりの貨物車との「つきあい方」が少し分かったような気がしております。
どちらに非があるかは別にして、いざ事故となった場合「ダメージが大きい」のは乗用車側。質量差を考えれば道理です。
これからも事故を起こさずに、また遭わずに運転を続けていくために、「良い勉強」になったと感じております。
「ドライバーの模範足れ」というのは大袈裟だとしても、自動車を販売・整備することを生業としている私たちは「プロの安全運転」を心がけたいものだと思います。
(続く)