時に、お客様から過分なお心遣いをいただくことがございます。
しかしながら、長い間こういったことをこのブログで紹介することを控えてまいりました。
「〇〇さんから、『森の妖精がつくったロールケーキ』をいただきました。木の切り株みたいでとってもかわいいんです。ごちそうさまでした」
という柄でも歳でもないし・・・
何より、そんなことを当たり前に思うようになってはいけない、という若干の戒めや、それをご覧になった他のお客様がどう感じるか、といった理由で、いくらネタに困ってもこれだけには手をつけずにまいりました。
でも今回に限ってはこの禁を破ります。
先日、北海道のY様から地元の銘菓を送っていただきました。
ありがとうございました。
Y様には、プジョー認定中古車をお買い上げいただきました。先日、ご納入も無事済んだところです。全国的にも決して在庫数の多くはないモデルでございました。どうやら地元には在庫が少なく、お気に召す品がなかった様子。
で、当店へのお問い合わせをいただいたようです。「WEBで検索」です!
とは言え、直線距離で1000キロ以上離れた店です。
走行距離が極めて少ない!屋根付きの車庫で保管されていたらしく外装の程度が良い!傷も僅か!まずまずなカーナビも付いている!
全て事実であったのですが、Y様は恐らく話半分に思われたのではなかろうかと思います。
それから、Y様と当店の担当との「文通」が始まります。
内外装の写真、傷の拡大写真、専門業者さんに依頼した場合の搬送費用、お支払い額の総計など、種々のお問い合わせに、時に電子メールで、時に電話でやりとりをさせていただきました。
果たしてY様には、行ったこともない店の、顔も見たことがない担当者から、高額なお買い物をしていただくことになりました。
それでも、実物をご覧になるまでは
「本当に良かったのか???」
とお考えになっていたであろうことは想像に難くありません。
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・・・そして、帯広銘菓とメールが届きました。
もちろん皆でおいしくいただきました(いや、これが本当にウマイ、ウマイ。まじヤバイです)
ですが、私どもが本当に嬉しかったのはそのお心遣いです。
これからメンテナンスのお取引をさせていただける距離ではありませんから、当店の担当を持ち上げておく理由はありません。にも拘らず、こういったお心遣いをいただいたのは、お届けした品やご購入までのプロセスにご満足がいただけたからであろう、と今回は自画自賛させていただくことにします。
丁寧なメールも頂戴いたしました。サービスの部門にまでお気遣いをいただきました。何もしていない私にまで。
そのお気持ちが、ありがたくて、ありがたくて・・・
「だからこの商売、やめられないな」てね。