9月下旬、私はなんちゃってトラックドライバーとなり静岡県沼津市に向いました。
積荷は「プジョー308」1台也。
目指すは「静岡運輸支局沼津検査登録事務所」、目的は「新車のナンバー登録」です。
埼玉県のプジョー店がなぜそんなに遠くまで行くことになったのか、の説明は長くなるので省略しますが、とにかく全国的に話題になった「富士山ナンバー」の登録です。
首都高、東名と乗り継ぎ、一旦御殿場インターで高速を降りて地元警察署へ。車庫証明の交付を受けて再度東名へ。沼津インターからは国道1号線を西へ。沼津の街がそろそろ寂しくなってきたあたりが目的地です。
登録自体は「型式指定自動車」のため簡単に済みました(再び説明は省略)。税金の申告・納付を終えていよいよナンバープレートの発給を受けます。
で、ご対面。
できるだけ平静を装い、ついに「富士山ナンバー」を受け取りました。
( ̄ー ̄)ニヤッ ホ・ン・モ・ノ・ダ
心なしか普段より丁寧にナンバープレートを取り付け、封印を待ちます。
積載車が「多摩ナンバー」だったせいでしょう。
「東京から来たの?遠くまで大変だね」
「いやいや、海が近くていいところですね」
係員の方と適当に話を合わせて、無事封印完了。
一路埼玉へ戻ります。
帰路は若干のアレンジを加えて、東富士五湖道路から中央道富士吉田線経由(社会実験中につき無料なのである)で「埼玉の未来を拓く圏央道」へ。
で、無事帰還。
「今日、ずっといなかったすネ」
若手サービスマンが温かい言葉で労をねぎらってくれたとさ。
最後まで駄文にお付き合いいただいたみなさんにネタをひとつ。
「富士山ナンバー」は、静岡県の一部地域と、山梨県の一部地域に「使用の本拠」を置く自動車・軽自動車に発給されています。
静岡県は「中部運輸局」、山梨県は「関東運輸局」が管轄しています。事務上の区別が必要になるため、ナンバーの分類番号でどちらで払い出したかが識別できるように工夫されています。
プジョー308は3ナンバーです。で、どうなるかというと・・・
山梨県は「富士山300~302」
静岡県は「富士山303~339」
希望ナンバーの場合は
山梨県は「富士山310~339」
静岡県は「富士山340~398」
どうでもよいことって案外楽しい (^^)