
ナンバーの話、7回目です。
その7、オートバイのナンバーのこと
ここ数年、大型オートバイが増えたなと感じます。週末の朝ともなると、高速道路のインターチェンジに急ぐオートバイのグループを良く見かけます。
さて、オートバイのナンバーはどうなっているのでしょうか。
運転できる免許とは関係なく、自動車としてのオートバイの分類は次の通りとなっております(電気自動車や側車付きのものを除きます)。
排気量250CCを超えるもの
小型自動車
排気量125CCを超え250CCまでのもの
検査対象外の軽自動車(車検がないのだ)
排気量50CCを超え125CCまでのもの
原動機付自転車(二種)
排気量50CCまでのもの
原動機付自転車(一種)
何とも複雑な仕組みになっておりますが、この内乗用車と同じように「大宮」とか「所沢」などの表示のナンバーをつけるのは、小型自動車と軽自動車。
さて、ナンバーはどうなっているか。
小型自動車は、乗用車より一回り小さい物を後ろに1枚だけ付けます(当たり前か)。
自家用は白地×緑字、そして周囲に緑枠、事業用はこの逆、緑地×白字、そして周囲に白枠。地域表示の後、分類番号はなしに平仮名等、そして一連番号が続きます。平仮名等が一巡してしまった地区では、アルファベッドの内「C、L、V」の三文字を平仮名等と組み合わせて用います。
一方、軽自動車は、色、大きさ、平仮名等の用い方については基本的に同じですが、ナンバーの周囲に枠はありません。最も大きく異なるのは、分類番号があるという点。地域表示の前に二輪の軽自動車を表す「1または2」が付きます。
125CCまでのものは、市区町村がナンバーを交付しています。正しくは「課税標識」と呼びますが、小型自動車や軽自動車のナンバーとは性質の異なるものです。
なんと、色、大きさ等は各自治体ごとに決まっており、全国的に統一はされておりません。
とは言え、関東のスタンダードは次の通りです。
50CCまで 白地×黒字
90CCまで 黄地×黒字
125CCまで ピンク地×黒字
プジョー製の自転車があることは皆さん良くご存知のはず。では、プジョー製のオートバイがあることはご存知ですか。主にスクーター型やモペッド型の、小排気量車が生産されています。そのデザインはなかなかしゃれたもので、街中ではちょっと目立っちゃうかもよ。日本にも輸入されているようですので、ご興味のある方は「検索」してみてください。
自転車もプジョー、オートバイもプジョー、もちろん自動車もプジョー、そして「母でも金」・・北京オリンピックも近いぞ、「がんばれ日本」。