ナンバーの話、だらだらと5度目でございます。
その5、ご当地ナンバーのこと
前回は、ナンバーの地名表示についてお話しいたしました。で、今回は皆さんご存知の「ご当地ナンバー」についてです。
2006年の10月から全国17の地域で「ご当地ナンバー」が導入されました。関東地区では、那須(宇都宮)、高崎(群馬)、川越(所沢)、成田(千葉)、柏(野田)の5種類の交付が始まりました。若干遅れて、2007年の2月からは、つくば(土浦)の交付が始まり、計6種類となりました。*カッコ内は管轄支局(事務所)の表示です。
さて、当地埼玉県では「川越」ナンバーが新設されたのですが、お客様の反応を聞いてみると、年配の方・・概ね好評、若い方・・やや微妙・・といったところのようです。ご当地ナンバーは、自分で欲しい、欲しくないの選択はできません。お住まいがどちらの市町村かで決まります。川越市にお住まいの方が新しく「所沢」ナンバーをつけることはできない仕組みになっています。
トピックです。今年の11月から、懸案だった「富士山」ナンバーが導入されることになりました。山梨県の一部と静岡県の一部(それぞれ山梨、沼津ナンバー)が対象地域です。都道府県を跨いでの同一表示は前例がありません。また、国土交通省の管轄も、関東運輸局と中部運輸局に跨っており、異例中の異例と言えましょう。
「地方の時代」という言葉をよく耳にします。自分の住む街に愛着を持つという点で良い傾向かもしれませんね。
で、くどいようですが私の自動車は「春日部」ナンバーです(>A<)