例によってナンバープレートについての小ネタをご紹介してまいります。
その3、分類番号のこと
ご紹介の順序が逆のような気がしますが、今回は「5ナンバー」とか「3ナンバー」とか呼ばれている、3桁の数字についてお話します。
街中を走っていると、5や3以外にも色々な数字の自動車を見かけます。パトカーなら8ナンバーであるとか、ライトバンなら4ナンバーであるとか、ご存知の方も多いと思います。
この「500」、「300」などの数字を「自動車分類番号」と呼びます。どんな自動車がどのナンバーをつけるのかは、自動車の分類等を定めている「道路運送車両法」に規定されています。
・1ナンバー 普通貨物自動車
アメリカンピックアップから,どうやって運転してるんだぐらいの大きなトラックまで。
・2ナンバー 乗合自動車
何のことかと言うと「バス」のことです。
・3ナンバー 普通乗用自動車
現在のプジョーのラインアップはどれもこのナンバーですね。
・4ナンバー 小型貨物自動車
1ナンバーではない小さい貨物自動車です。
・5ナンバー 小型乗用自動車
その名の通り。プジョー106や206がそうでした。
・6ナンバー 小型貨物自動車
4と同じです。4が足りなくなったら登場します。
・7ナンバー 小型乗用自動車
5と同じです。5が足りなくなったら登場します。
・8ナンバー 特種用途自動車
大きさには関係なく「特種な用 途」の自動車です。よく見かけるのはパトカーや救急車、消防車ですが、冷凍トラックなどもこのナンバーがついています。羨ましいところでは、キャンピング車なんてのもありますね。
・9ナンバー 大型特殊自動車
大型の農業用機械などです。埼玉ではたまに見かけたりして。
・0ナンバー 大型特殊自動車
大型特殊自動車の内、建設機械は9ナンバーです。道路の工事でよく見かけます。
ドライブに出かけたら、前を走る自動車のナンバーをちょっと気にしてみてください。
消防車に「・119」というナンバーがついているのを見たことがあります・・そのセンス素敵です。