前回に引き続きナンバープレートについての小ネタをご紹介してまいります。
その2、ひらがなの秘密
ナンバープレートの数字(一連指定番号)の左側に、「さ」とか「た」とかの平仮名が表示されています。この表示にもルールが定められており、好きな平仮名を選ぶことはできないことになっております。
で、前回と同じく欠番が存在します。次の4文字は発給されません。
「お」・・「を」と混同しやすいですね。
「し」・・縁起が悪いですね。
「へ」・・理由は・・お分かりですね。
「ん」・・口頭で伝えるのには無理がありま
すね。
さらに平仮名の割り当てにもルールがあり、事業用の自動車には「あ」行と「か」行(欠番の「お」の代わりに「を」が入ります)、自家用の自動車には「さ」行から順番に付与されていきます(一部、離島や被牽引車等に例外あり)。
事業用とは、タクシーやバス、トラック等の内、緑色のナンバーをつけている自動車のことをいいます。自家用の自動車はご存知の通り白色です。
従って、自家用の自動車に「あ」・・・1というナンバーをつけることは不可能です。
ところで、この平仮名の表示にもお約束の例外があります。米軍の軍人・軍属の方に発給されるナンバーにはアルファベッド1文字が付与されます。横田基地近辺に行くとこのナンバーをつけた自動車がたくさん走っています。次の6文字プラス平仮名1文字が割り当てられています。
E,H,K,M,T,Y と平仮名の「よ」(登録自動車の場合)
全国の米軍基地のある街に行くと見ることができます。
確かに、新車のプジョーに「へ」・・・1のナンバーがついてきたらちょっと・・。