こんにちは、細井です。
前回は洗車の大まかな流れと注意点をお話させていただきました。今回からは各パート毎に細かくお話してゆきたいとおもいます。
今回は「タイヤ・ホイール」についてです。
前回お話させていただきましたように、洗車の基本は上から順にです。
しかし、タイヤ・ホイールに関しては別に考えて、タイヤハウスと一緒にボディーより先に洗ってしまうことをオススメします。
何故かといえば、タイヤはボディーのように洗った後の乾燥でシミができる等の心配が無いからです。また、タイヤを中心とした激しい泥汚れ等は先に落としておいたほうが、ボディーを洗う際にスポンジに汚れを巻き込んで洗車傷をつくってしまう事もなくなるからです。
①道具は何を使う?
普通の汚れならば、バケツ、シャンプー、スポンジ、洗車用ブラシ、不要になった歯ブラシ 位でOKです。スポンジはボディー用とは別にタイヤ用を用意してください。砂や泥などの付いたスポンジでボディーを洗うのはリスキーです。
②タイヤハウス
まず初めに強めの水圧でタイヤハウスの汚れを大まかに洗い流します。続けてシャンプーをつけたブラシでタイヤハウス内を洗ってよく流します。
③ホイール
次にホイールを洗います。水で濡らしてからスポンジでシャンプー洗いします。もし走行後でホイールが熱くなっている場合は水でよく冷してから洗ってください。熱いままでシャンプーすると焼きついてしまいます。
また、一度に全体を洗ってから流すのではなく、シャンプーが乾く前に、こまめに流しなが作業を進めてください。
ホイールの形状によってはスポンジで細かいところの汚れが落としにくい場合があると思います。そんな時は使い古しでいらなくなった(新品でもかまいませんが)歯ブラシが便利です。ボルトやオーナメントの周りなどの細かいところをキレイにすると仕上がりの印象が違いますよ。
④タイヤ
タイヤも同様にスポンジで洗ってください。汚れがきつい時はブラシで洗いましょう。タイヤハウスで使ったブラシでOKです。最後に仕上げで、タイヤハウス~タイヤ・ホイール全体を水で流して完了です。
⑤仕上げ
仕上げにタイヤワックスを塗ると足元がしまって見えて、より効果的です。ご使用になるタイヤワックスの使用方法に準じて仕上げてください。タイヤハウスのカバーが黒い樹脂製なら、ついでに塗ってあげると、よりキレイですね。
その際注意したいのが、タイヤワックスをホイールやボディーに付着させないこと。ホイールなどにタイヤワックスが着くと汚れがつきやすくなりますし、それ自体が焼きついてしつこい汚れになってしまうこともあります。
どんなにボディーをピカピカにしても、足元が決まっていないと効果半減。人間のファッションと同じですね。ここは丁寧に作業しましょう。
※この工程は洗車全体が終わってから行ってください。
さて、基本的には以上で終了なのですが。それでは面白くないので、細井のおすすめをひとつご紹介いたします。
プジョーを初めとする欧州車はブレーキダストの汚れでホイールが黒く汚れてきます。
長い間汚れたままにしたり、手入れはしていても年数が経ってくると、頑固な汚れが取れなくなってきますね。
そんな時にオススメなのがオートグリムの「クリーンホイール」です。
使い方は簡単です。冷えたホイールにたっぷりとスプレーして1分間待ちます。後はスポンジやブラシで汚れを落として、たっぷりの水で流すだけです。びっくりするくらいキレイになりますよ。
洗車オタクの私としては、過去に他社のホイールクリーナーもいくつか試してみたことがありますが、これが一番ですね。プジョーの純正アクセサリーとしても指定されているので信頼性もばっちりです。もちろん当店でもご購入いただけます。
ちなみに価格は消費税込みで1,890円です。少し高い?と感じられるかもしれませんが、使ってみていただければ納得いただけると思いますよ。