お久しぶりです。私はメカニックなので今日は車のブレーキについてお話したいと思います。
ブレーキは車が止まるうえでとても重要な役割を果たします。
場所は各ホイールの内側についております。
ブレーキパッドが削れて車を止める仕組みになっています。
消耗部品なので残量がなくなる前に交換をするのが基本となります。
大体寿命は25000~30000キロぐらいです。
これは交換前のブレーキパッドです。ここまで来ると本当に使い切った感じがします。
ここから気がつかず乗ったままになるとブレーキローターまで削れて交換が必要になってしまいます。
料金もプラス3万円以上かかってしまいます。(これはギリギリセーフでした)
左側が新品、右側が交換前のです。この違いを見れば一目瞭然です。
国産車のブレーキパッドにはパッドの横に金属のプレートの様な物ががついており、残りが約2ミリくらいになりブレーキを踏むと、そのプレートとディスクローターが当たり不快な金属音でオーナーに知らせるものがついています。
ところがプジョーにはそのようなものがついておりません。(一部の機種407や508にはブレーキパッドにセンサーがついて残量が少なくなると電気信号でメーターなどに知らせるハイテクなシステムがあります)
ですので、定期的にブレーキパッドの残量を見なくてはなりません。
車種によってはホイールの隙間から見えるのもあるのですが、基本的にはホイールを外さなくては見えません。
無駄な出費やトラブルを防ぐためにも定期点検や6ヶ月点検などの実施をお勧めします。